5月30日(月曜)に富山県立高岡工芸高校の土木環境科の3年生30名を対象に高岡工芸高校敷地内にて高岡市上下水道局・高岡市管工事組合合同の体験型出前講座を行いました。

『座学講座』では上下水道事業や管工事についての説明や、高岡市管工事組合等のHPを活用しての水道工事作業の動画紹介を行いました。
『学校施設の見学講座』では実際に屋外にて、公道の水道本管や敷地内の量水器や受水槽・ポンプ室を見学し、その後、校舎内において、4Fトイレまで水が加圧供給されていることなど、学校内の様々な給水設備の仕組みについて学んでもらいました。さらに、校内生活を安全快適に過ごすための屋内消火栓や灯油ポンプ設備、暖房設備やエアコン設備等の機器類・配管類の見学説明も行いました。
『応急給水体験講座』では、災害時において上下水道局の給水車に接続するスタンド型給水栓を組立してもらい、実際に給水袋への充水作業や背中に担いでの持ち運びも実践してもらいました。
『水栓部材体験講座』では蛇口にシールテープを巻いてのネジ接合や水栓の内部構造の確認、ビニール管の切断作業などを体験してもらいました。

『受講された生徒のみなさんから感想抜粋として』
〇普段見ることができないところを見て、どのように使われているかがわかり、管工事を理解できるよい経験となった。
〇気にしたことがなかった配管のつながりや水の届く方法が理解でき、生活に欠かせない職業を体験でき良かった。
〇水道事業や管工事が何か知らなかったけど、とても大切な分野だとわかりました。

今回は、3時間という短い時間でしたが、学校生活における実際の施設や設備を題材に講座させて頂き、生徒の皆さんも身近なものに触れることで、笑顔で受講してくれていました。『安全で安心な水の供給』や『快適な生活に欠かせない仕事』であることを楽しく理解頂けたのではないかと思います。
高岡工芸高校さまには厚く御礼申し上げますとともに、本出前講座の開催にご尽力頂いた関係各位に心から感謝申し上げます。