5月20日(金曜)に富山県立高岡工芸高校の土木環境科の2年生8名をお迎えし当組合会館や上下水道局上関庁舎において本年度の2回目の体験型講習会を行いました。
『座学講習』では上下水道事業と管工事について理解と関心を深めてもらうとともに、
『実技講習』では組合員か講師となり家庭敷地内配管を想定したビニール管の切断・接着接合から鋼管のネジ切り・接合、蛇口の取付まで、一連の給水装置配管の制作実技に取り組んでもらい、完成後は、上下水道局が準備した公道部の水道本管・給水引込管・量水器に、制作した配管を接続し、通水する瞬間のエアー溜まりや流水時の量水器のパイロット回転などの確認作業も体験してもらいました。
また、上下水道局の応急給水車を利用し、給水袋への充水作業や付属の紐を利用して背中に担げることなど応急給水の実践も体験してもらいました。
『受講された生徒のみなさんから感想抜粋として』
〇実習は難しかったが、とても楽しくできた。知らないところで配管屋さんが活躍していることを知りました。
〇普段使っている水が、沢山の工夫にて、私たちに届いていることを実感しました。
〇土木の授業などでも普段何気なく目にしたものの仕組みや使い方を知ることが楽しいですが、今回は上下水道という身の回りの分野について知ることができた。
生徒のみなさんには、上下水道事業や管工事について、また、災害時などでの応急給水の必要性などについて理解頂けたかと思います。